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学生インタビュー(生物資源科学部)
生物資源科学部 地域資源開発学科
※2020年4月から生命環境学部の学びは地域資源開発学科及び生命環境学科へ継承されています。
生命環境学部生命科学科 4年 浦上真由香さん
Q なぜ,県立広島大学の学部?学科に入学しましたか?
食品に興味があり、勉強したいと思ったからです。
生命科学科の食品資源科学コースでは、バイオテクノロジーと関連が深い機能性食品から、食品生産、流通段階における食の安全性まで、食品全般について学ぶことができるため、県立広島大学に入学しました。
Q ゼミや研究室ではどういったことをしていますか?
蔬菜園芸学研究室で、野菜の栽培について勉強しています。
3年生の頃は、同じ研究室の先輩や同期と一緒に、作業をしながら、アスパラガスやトマト、イチゴ、薬草(トウキ、ミシマサイコ)の栽培について学びました。
現在は、ホワイトアスパラガスの研究をしています。
夏の暑い日や雨の日の作業は大変ですが、栽培している野菜の成長がやりがいになっています。
Q 課外活動(サークル活動やボランティア等)は何をしていますか?
ウィンドオーケストラサークル(吹奏楽サークル)に所属しています。
活動内容は、週2回の練習と大学の文化祭や地域のお祭り、老人ホーム、幼稚園等での演奏です。
流行りの曲や昭和歌謡曲、アニメ?映画のテーマ曲、吹奏楽の定番曲等、様々な曲を演奏しました。
音楽好きの仲間と一緒に、楽しく演奏できたことは、大学生活での一番の思い出です。
Q 印象に残っている又はおすすめの授業や活動は?
印象に残っている授業は、フィールド科学実習です。
この授業は、野菜や果樹、水稲の栽培、食品加工、環境分析について実践的に学ぶことができます。
栽培実習を通して、様々な知識を身につけられるだけでなく、収穫した野菜や果物を持ち帰ることができるため、この授業を毎回楽しみにしていました。
Q 大学内や周辺のおすすめスポットを教えてください。
大学内のおすすめスポットは図書館です。
居心地が良いので、授業の空きコマや試験前は、いつも図書館で勉強していました。
専門書は充実しており、授業の復習やレポートを書く時に役立ちました。
本だけでなく、DVDの貸し出しもあり、友達と一緒に映画を楽しむことができるので、おすすめです。
生命環境学部生命科学科 4年 北村千咲樹さん
出身高校:兵庫県立豊岡高等学校
Q ゼミや研究室ではどういったことをしていますか?
蔬菜園芸学の研究室に所属しており、トマトの栽培方法について研究しています。毎日の管理は大変ですが、トマトの生長を感じられとてもやりがいがあります。
また、様々な野菜を育てており、研究室の仲間と採れたての野菜を使ってカレーやポトフ、アイスクリームなどを作り楽しく食べています。
Q 課外活動(サークル活動やボランティア等)は何をしていますか?
Farmer’s Handsという農林業ボランティアサークルで活動しています。このサークルでは、人手不足の農家さんのお手伝いといった学外活動や、自分たちで育てた野菜で収穫祭を開催したりなどのイベントをしています。学生や農家さんなどたくさんの人と関われて、とても楽しいし学ぶことも多いです。
お世話になっている農家さんが作ってくださるお昼ご飯は、とても美味しくて一人暮らしの学生達の心にしみる味です。
Q 大学に入って成長したことは?
大学に入って最も成長を実感できるのは、コミュニケーション能力だと思います。
高校生の時とは比べ物にならないくらい、人と関わる機会が多くなりました。アルバイトやサークル活動、授業を通して関わる人は、子供からお年寄りまでさまざまです。
最初は緊張してうまく話せませんでしたが、多くの人と関わりいろんな話をしていくうちに、だんだん自然と話ができるようになりました。
Q 学生生活はどうですか?
私は一人暮らしをしています。一人暮らしはすべて自分でしないといけないため大変ですが、自由な時間が多くなります。
その時間を趣味やアルバイトなど、どれに充てるのも自由です。
私はサークル活動とアルバイトに充てる時間が多いです。学業と自由な時間を両立するためにスケジュール管理が大切だと実感しています。
スケジュール管理がうまくできるようになると、学生生活は充実してより楽しいものになります。
Q なぜ,県立広島大学の学部?学科に入学しましたか?
私は小さいころから農業に興味があり、農業に関する学部に入りたいと思っていました。
県立広島大学の生命環境学部に入学したいと思った一番の理由は、農業の知識を幅広くかつ実践的に学べるというところです。
実際にこの大学に入学し、栽培や加工、病気、流通、経営など様々な視点から農業を学び、自分がより学びたい分野を見つけることができ、研究に励んでいます。
生物資源科学部 生命環境学科 生命科学コース
生命環境学部生命科学科 4年 宮田あかりさん
出身高校:長崎県立長崎南高等学校
Q なぜ,県立広島大学の学部?学科に入学しましたか?
高校生物の授業が好きで、より専門的な知識を習得したいと考え、生命環境学部生命科学科を選択しました。他大学とは違い、卒業研究の期間が2年間設けられているため、「研究」という新たな挑戦に真剣に向き合える点が魅力だと思います。
また、卒業生が様々な分野で活躍している点から、就職先の選択肢を増やすことができると思い、入学したいと思いました。
Q 学生生活はどうですか?
1~2年次は、授業とアルバイト、部活動など新しい環境に慣れることで精一杯でした。一人暮らしのため、家事も自分自身でしなければいけません。
働くことの大変さや支えてくれる人への感謝など、改めて実感させられる場面が多くありました。
3年次からは、研究室配属があり、毎日研究に専念できる環境が整っています。
様々な物事に対して、積極的に取り組むよう努力しています。
Q 大学に入って成長したことは?
決断力です。
自分の得意分野を伸ばし、苦手分野を克服できるチャンスが大学生活にはあふれています。
授業?アルバイト?サークル?就職活動など、様々な選択肢がある中で、目的や目標を見失わず決断できる力が必要です。
時に失敗し落ち込むこともありますが、その失敗を「成功に繋がる大きな一歩」と考えることで、新しいことに挑戦する力に変えています。
Q 印象に残っている又はおすすめの授業や活動は?
フィールド科学実習です。
一年を通して行われ、栽培?食品加工?環境分析に関わる基礎技術を実践的に学ぶことができる授業です。
教科書で習ってきた内容を実際に体験することで、農作業の理解を深められるだけでなく、環境問題を身近な課題として考えるきっかけにもなります。
さらに、地域産業や伝統文化について現場に出向き見学する機会もあり、大学周辺地域の特色を知ることができます。
Q 受験生に向けてのメッセージ
受験する大学を選ぶことは、将来について考えられる良い機会です。
自分が「何を学びたいのか」や「将来何になりたいのか」を考え、一番ワクワクする選択をしてほしいと思います。
勉強は大変だと思いますが、いつか自分の力になるときが来ると信じて、頑張ってください。
生命環境学部生命科学科 3年 石川卓弥さん
出身高校:福岡県立山門高等学校
Q なぜ,県立広島大学の学部?学科に入学しましたか?
がんに興味があり、がんの新しい治療法について研究したいと思っていたことが一番の理由です。
進路相談の際に担任の先生から勧められ、この大学を知りました。これをきっかけに県立広島大学についてインターネット等で調べると、この大学にはがんを研究対象とする研究室が複数あることが分かり、特に高濃度ビタミンCを利用したがんの研究というテーマに興味を惹かれました。
がんの新しい治療法という、自分の希望する研究を行うことができると考え、この大学に入学したいと思いました。
Q 学生生活はどうですか?
高校時代と比べ、大学では自由な時間が増えるため、その時間を使って何をするべきか、よく考えて生活しています。
レポート作成やアルバイト、友達と遊びに行くなど、自由な時間をどう活用するかによって、大学生活は大きく変わると思います。
自立を求められる機会が増え、メリハリが今まで以上に大事になるため、大変だと思うことも多くあります。
しかし、大学では行動範囲や交流関係が大きく広がるため、様々な経験をすることができ、実りある充実した日々を過ごせています。
Q 大学に入って成長したことは?
大学に入り、文章力が一番成長したと感じます。
大学では授業や実験等でレポートを作成する機会が多くありますが、読み手が内容を理解しやすいよう、文章の構成や表現を工夫する必要があります。私はレポートが課される度に、これらを意識して作成してきました。文章を書く機会が増えたこと、伝わりやすい文章の構成や表現方法を学べたことにより、入学当初に比べ、文章を書く力が身についたと思います。
Q これからの目標は?
これからの目標は、TOEICのスコアアップです。
大学卒業後、大学院に進学したいと考えていますが、大学院入試ではTOEICのスコアの提出を求められる場合が多くあります。
中学の頃から英語に対して苦手意識があり、英語の勉強を疎かにしていたため、大学院入試で必要とされるスコアの最低ラインにまだ届いていないのが現状です。そのため、空き時間を有効に活用し、少しでも高いスコアを獲得したいと考えています。
Q 受験勉強はどのようにしましたか?
受験勉強では手を動かすことを特に意識していました。
教科書や解説を見ただけでは、「理解したつもり」で終わってしまい、実際に問題を解こうと思っても手が止まってしまうことが多くあります。この「つもり」をなくすため、教科書や解説を見た後、実際に語句や計算式をノートに書き込み、本当に理解できたのかを何度も確認していました。理解できていない部分があれば、そこで手が止まるため、何が分からないのかを簡単に把握することができ、理解をより深めることにつながります。
生物資源科学部 生命環境学科 環境科学コース
生命環境学部環境科学科 4年 盛重結花さん
出身高校:祐誠高等学校
Q 学生生活はどうですか?
1、2年生の時は講義が多く、朝から夕方まで講義にでて、放課後にサークル活動に参加していました。夜は同じ学生寮の友達と夕飯を食べたり、部屋で一緒に野球観戦などしていました。アルバイトは土日に入っていました。
三年生からは講義数が減ったので、空きコマはバイトに出たり、研究室で研究活動をしています。
Q ゼミや研究室ではどういったことをしていますか?
私の所属する研究室では、植物に含まれるセルロースやリグニンという物質について研究しています。
植物から環境負荷の少ない材料を合成したり、様々な分析機器を用いて分析を行ったりしています。私は分析が中心で、日々データや構造式とにらめっこしながら構造解析を行っています。
実験をしていないときは、勉強をしたり、研究室のメンバーと雑談をして過ごしています。
Q 大学に入って成長したことは?(授業や活動をとおして)
一番成長したと感じたところは行動力が上がったところです。以前は、失敗や間違いをおかすことばかり考えてしまい、行動に移せないことが多かったです。
しかしアクティブラーニング型の授業や実験を通じて、実行して、失敗してみなければ得られないことがあることに気が付き、ネガティブ思考に陥る前に行動できるようになりました。
Q 印象に残っている又はおすすめの授業や活動は?
フィールド科学実習が一番印象に残っています。
フィールド科学実習では栽培や食品加工、環境分析について座学だけではなく、実際に手を動かして学ぶことができます。
その中でも、特に印象深かったのは、果樹の剪定管理です。
果樹の健康状態や気候などを考慮した上で、切る枝の量や場所を決める必要がありとても奥が深いと感じました。
Q 受験生に向けてのメッセージ
大学生活は講義だけでなく、サークル活動やアルバイトなどもあり今までよりも活動の幅が広がります。
そのため自分でやりたいことを見つけて追求したり、今までになかった視点で将来にについて考えたりすることができます。
ぜひ楽しい大学生活を送りましょう。
生命環境学部環境科学科 4年 望月唯香さん
Q なぜ,県立広島大学の学部?学科に入学しましたか?
小学生の頃から地球温暖化をはじめとする環境問題に興味があり、環境について学ぶことのできる学科を選びました。
また、「自然豊かな場所で親元を離れた生活がしてみたい」という希望を叶えられることや、学生寮があったため、初めての場所でも安心して過ごせそうだと思ったことも入学を決めた理由です。
Q 学生生活はどうですか?
1?2年生の頃は学生寮に入っていました。入学前から友達ができ、ご飯も食堂の方が作ってくれるので、楽しく不自由のない生活を送ることができました。
3年生からは1人暮らしを始めました。自分でご飯を作り、昼間は大学で授業を受けて研究をし、夜はアルバイトに行くという日々は大変なときもありますが、やりたいことを制限せず過ごすことができているので、とても充実しています。
Q ゼミや研究室ではどういったことをしていますか?
製品の製造から廃棄までのライフサイクル全体で発生する環境影響(CO₂排出量など)を見える化し、環境負荷削減に向けた研究に取り組んでいます。
また、評価するためのデータベースの作成や方法の検討も行います。その中で私は現在、炭素税のような貨幣価値換算を活用した評価方法を研究しています。
Q 大学に入って成長したことは?(授業や活動をとおして)
1番成長したことは、周りの人への感謝の気持ちを忘れずに過ごせるようになったことです。
何も知らない場所で生活する中で、勉強面や生活面など様々な面で不安や戸惑いがたくさんありました。
そのため、自分では解決できないことは、先生や友達に相談して助けてもらうことが多くなり、その度に「周りの人のお陰で自分は生活できているんだ」と実感します。
Q 大学内や周辺のおすすめスポットを教えてください。
おすすめスポットは、「さくら名所100選の地」にも登録されている上野総合公園です。春には桜が満開になるため、お花見や夜桜を楽しむこともでき、夏には花火大会が開催されます。
とても広い公園で、湖や歴史的な記念碑などもあります。
また、庄原市や近隣の三次市には、おしゃれなカフェがたくさんあります。安くて美味しいところが多いので、カフェ巡りをするのも楽しいです。