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参加学生氏名 | 大田 百華さん |
所属 | 地域創生学部地域創生学科地域産業コース |
留学年次 | 2年次 |
期間 | bbin视讯平台_bbin游戏官网¥注册下载6(2024)年3月12日~3月27日 |
1 経緯
時間の融通が利く春休みを利用して、なにか実りある活動をしたいと考えており、留学に挑戦することを決断した。英語のスキルを高めることはもちろん、できるだけたくさんの人と交流することも目標の1つとして意識しながら活動を行った。
2 現地での生活
(1)授業
留学生クラスに配属されて、基本的には午前と午後それぞれ2~3時間受けた。私たち以外のクラスメイトの出身国は韓国が2人、日本が2人、そしてサウジアラビア1人だった。授業の難易度はそれほど高くなく、英語のレベルも人それぞれであったので緊張することなく臨めた。
(2)食事
大学のプログラムに1食は付いていて、私たちはビュッフェスタイルのカフェが指定されていた。基本的には昼休憩にそこで食べ、夜は友達にレストランに連れて行ってもらったり、自分たちで近くのダウンタウンに食べに行ったりした。アメリカはサラダや飲み物も大きいが、どのレストランにもボックスが用意されていて、持ち帰った。
(3)季節の行事
滞在中に、日本ではあまり知られていない行事に参加できた。一つ目は、イースターだ。お菓子が入ったたまごを探すイベントで、APSUでは留学生の交流イベントとして催された。小規模ではあったが、特別な経験ができて良かった。二つ目は、セント?パトリックス?デーだ。キリスト教に由来しており、当日は緑の物を身につけていないとつねられるという風習がある。実際につねられている人は見ていないが、緑を身につけた人は多く見かけた。私たちもおもちゃの緑の指輪をはめた。
3 学んだこと
(1)身につけるべき英語力を分析できた
今までの英語学習で重視していた文法の技能は、それほど重要でないことがわかった。文法が不成立も相手が汲み取ってくれた機会も多く、ある程度の内容は伝わった。細かい部分を気にしすぎてなかなか言葉を発せなければ、何も交流が生まれず本末転倒であると気付いた。
また、期間中リスニング力の向上は感じたものの、スピーキング力はあまり上達できなかった。その分、英語が上手く話せなくても、最低限のコミュニケーションをとることができるとわかり、言語が違う人々との交流に対するハードルは下がったように思う。
(2)日本の立ち位置
日本のものがどれくらいアメリカで有名であるかを自分の目で確かめることができた点も興味深かった。実際、思うほど有名でなかったものもあれば、意外な点を突いてくるものもあった。最も驚いたことは、抹茶の味が浸透していたことだ。大学内のスターバックスコーヒーでは、期間限定ものと思われる抹茶のドリンクのポスターが掛かっていたほどだった。
また、日本語の看板を掲げている飲食店もいくつか見かけた。しかし、提供されている物の多くはいわゆる「アメリカンな和食」のようで、実際中華レストランで並んでいた寿司もチーズが入っているなど日本のお寿司とは別物だった。なじみ深い物とは似つかないため、違うものとして美味しくいただいたことも、ある意味良い経験だった。
4 振り返って
私はこの留学が初めての海外経験であった。緊張と心配でいっぱいな状態からのスタートだったが、不安は少しずつ和らいでいった。初めは言葉を完璧に聞き取らなければという焦りや、アメリカで出会う人々への勝手な恐怖心があったが、日本や留学生に興味を持ってくれる学生が好意的に交流してくれたことに助けられ、人々と交流する機会を持つことができた。自分の成長につながる貴重な経験ができて本当に良かったと思う。