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【情報マネジメント専攻?地域産業コース(情報分野)】情報分野の研究室に所属する学生が発表した研究成果が国際会議で最優秀論文賞(Best Paper Award)を受賞しました

印刷用ページを表示する 2025年9月12日更新

9月3日〜5日に台湾台中のアジア大学で開催されたネットワーク分野の情報システムに関する国際会議The 28-th International Conference on Network-Based Information Systems(以下,NBiS-2025)において,研究成果を発表した情報分野の研究室に所属する学生が最優秀論文賞(Best Paper Award)を受賞しました。

NBiS-2025は今年で28回目を迎える非常に歴史のある国際会議です。これまでの開催においても,最新の研究成果が多く発表されるなど,優れた研究成果の発表の場として活用されています。

この度,県立広島大学の情報分野の研究室からは,学士?修士5年一貫教育プログラムに在籍する津島裕佳さんが,再生可能エネルギーの一つである太陽光発電の普及によって顕在化した実質電力需要の昼夜間の急変動であるダックカーブを解消する手法について研究した成果に関する発表を行いました。

具体的には,最新型として近年実証実験が世界的に進められているバッテリー交換型EV(以下,BSEV)を取り上げ,BSEVの予備バッテリーを蓄電池として有効活用することで,太陽光発電による電力の時間シフトの実現を目指すものです。津島さんは,ドイツ交通宇宙局の開発した交通流シミュレータ上に実装することで,提案手法の導入によって効果的にダックカーブが改善できることを証明しました。


An Efficient Battery Migration Strategy for Duck Curve Alleviation in Battery Swapping EV Infrastructure

○津島裕佳, 重安哲也

※○は当日の発表者


この研究発表は,重要な社会的課題を取り扱った研究テーマであり,その研究内容が評価されたことはとてもありがたいことです。津島さんは,現在,修士1年生ですが,5年一貫?学部修士教育プログラムの適用を受けているため,今年度末で修士課程を修了する予定です。

津島さんには,今回の受賞を励みにして,残された大学院生としての期間を十分に活用し,ぜひ,素晴らしい修士論文を完成させてほしいと思います。

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