本文
8月2日(土)に広島キャンパスにて地域連携センター主催の公開講座である応用情報学連続講座-情報学で何ができるのか-の第2回講義を開催しました。この講座は9月まで4回に渡って行われる連続講座であり,地域創生学部の地域産業コース情報分野の教員が専門分野について高校生に分かりやすく紹介する講座です。
第2回は冨田哲治教授が担当し,「位置によって変わる「関係」のデータ分析」がテーマです。まず,高校の数学や情報でも学ぶ散布図や相関係数,変数間の関係を分析する回帰分析などの基礎的事項を解説した後に,データに付与された時間や位置情報を活用することで時間や位置によって変わる関係を分析する方法について説明しました。最後に,犯罪発生件数データ,がん統計データ,広島原爆被爆者コホートデータなどの実データに対する分析事例について紹介しました。
次回は,8月23日(土)に第3回が開講されます。