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【人間福祉学コース】学生による授業紹介 「地域福祉と包括的支援体制Ⅱ 」

印刷用ページを表示する 2024年7月17日更新

学生による授業紹介 「地域福祉と包括的支援体制Ⅱ」

学修支援アドバイザーは、在学生を対象にした学修支援のしくみであり、研修を受けた在学生が後輩の学修支援を行っています。学修支援アドバイザーの山口さんと宮本さんに,2年生後期で履修した授業を紹介していただきます。

図1SA4

科目名:地域福祉と包括的支援体制Ⅱ

担当教員:田中聡子 先生

履修時期:2年生 Q3?Q4

科目の位置づけ:地域生活支援の基盤となる科目

Q1 どんな授業ですか?

 様々な地域福祉の課題を理解し、包括的なネットワークを駆使して問題解決を行うための知識や技能、思考力を身につける授業です。ゲストスピーカーの方にも来ていただきながら、地域の社会資源を有効活用し、より良い生活を創っていくために必要な制度や機関を考察します。

Q2 授業の中で取り上げられる内容の具体例を教えてください。

  授業の中取り上げられる課題はさまざまですが、子どもの居場所づくりに関する活動など、地域住民の課題に向き合うための方法が取り上げられることが多いです。多世代交流の重要性や、土地の魅力を活かして居場所をつくり、空き家再生等の課題解決を同時に行う活動など複合的な社会課題に対応するための取り組みを学びました。

Q3 履修者及び受験生に向けてのメッセージをお願いします。

 授業中は学生同士でグループワークや発表を行うなど、積極的に自分の意見を発信する機会が多いですが、あまり気負うことなく楽しんでほしいです。様々な地域福祉課題に興味を持ち、自分の考えを他者に伝える練習がたくさんできる授業だと思います!

田中聡子先生からのメッセージ​

 地域福祉は今日、まちづくりや移住?定住政策、少子化対策を含めた地域創生に向かっています。この授業は、多様化する地域の課題を生活者の視点で探求し、その改善、解決策を柔軟な発想で提案できることを目的としています。授業課題は多いですが、クリエイティブなアイディアを生み出し、他者に説明できる力を身につけていきます